道路は成長する

この交差点の家には行きの通るだけの人は当然気づかない一方でいつも通る人やこの近くに住んでいる人は毎日ちょっとずつ広がっている交差点の変化に気づくことができないのだ僕は交差点に恐怖を覚えながら大学進学を機に家を出ることになった。
しばらくは大学の楽しい生活でぼんやりとしていたのだが帰省で実家に帰ってみるともう交差点は取り返しのつかない事になっていた toto 交差点は家の間際まで迫ってきているのであるまたはずの歩道すらないこれは確実に異常なのだが僕が何できるからいいんだよと声を荒げても両親は炎なんかあったっけなどとすっとぼけているのだ。
僕は両親の危機を感じて父親に行った頼む親父この家を引っ越してくれ何かあってからじゃ遅いんだ何言ってるんだよお前親父信じてくれ俺が嘘言ったことがあったか僕がほとんど涙を流しながらそう訴えると父親はようやく引っ越しをしてくれることになった。